父親が出産に立ち会うことについて
最近、3名の男性の方がたと「出産の立ち会い」について話す機会があった。(全員子持ち)
そのうち2名の方は
(もう1名の方は、出張中で立ち会えず)
(自分は立ち会ったけれども)『なんの役にも立てないし、その場に居る意味があったのかどうか』
と口々におっしゃっていた。
私も今では2児の母、夫はどちらも立ち会いした。
そして、確かに「役に立った」かどうかはわからないけれども、
「そこにいてくれるだけで心強いから、特に役に立ててなくても、居てくれたほうがいい」
という意味のことをお伝えしたのだけれど。
そのあと、何だかひっかかるなあと思って、よくよく考えてみた。
例えば、あるミュージシャンの大ファンだったとする。
そのミュージシャンのコンサートが、数年に1回しか開催されない。
何が何でも行きたいと思いますよね?
例えば、ある野球選手の大ファンだったとする。
その選手が引退することになって、引退試合が9ヶ月後に開催されることになった。
球場で応援したいですよね?
どちらのケースも、
「その場に行っても、何の役にも立てない」
し、TVで見た方が居心地よく応援できるでしょう。
そ れ な の に
どうして、自分の大好きで大切な妻が、大切な自分の息子や娘を産んでくれる場面には
「行ってもどうせ無駄だし」
的な気持ちを持てるのでしょう。
どうすれば
「ぜひその場にいたい!」という気持ちが当たり前になるのでしょうか・・・